薄毛の種類とその原因について知ろう

基本的な薄毛の原因

現在、AGA(男性型脱毛症)を中心に薄毛に悩む男性は少なくありません。成人男性の3人に1人が薄毛を気にし、10人に1人がAGAに悩んでいるともいわれます。AGAは、頭頂や額の生え際から薄くなる脱毛症で、過剰な男性ホルモンが原因とされています。また、AGA以外にも薄毛の種類がいくつかあります。

毛髪は、頭皮の内部に「毛根」があり、その根元には毛髪の成長を促す「毛乳頭」があります。ストレスや食事・生活習慣の乱れなどによる血行障害や、ホルモンの過剰分泌などによって、この「毛乳頭」がうまく機能しなくなります。そのため、毛髪の成長が妨げられて脱毛が引き起こされます。

こうした薄毛の原因として、AGA(男性型脱毛症)の場合の男性ホルモンをはじめ、遺伝、頭皮の血流の悪さによる栄養不良があり、その要因としてはストレスや、食生活や生活習慣が考えられます。

AGA以外の薄毛の種類と原因

では、AGA以外の薄毛の種類と原因をみていきましょう。

円形脱毛症

髪が円形や楕円形またはコインのように抜けてしまうものが、円形脱毛症です。円形脱毛症の原因は、一般的にストレスによるといわれています。ストレスを受けると自律神経が乱れるため、自律神経の異常による説や、自己免疫説も要因にあげられているようです。

脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏性脱毛症は、皮脂の過剰分泌によります。マラセチア菌などが増え、フケや痒みの原因となります。フケが毛穴をふさぎ、脱毛が引き起こされます。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠性脱毛症は、脂漏性と同じく、フケが多く発生することで頭皮がふさがれて栄養不足となり起こります。粃糠とは、粃(しいな、もみ殻)と糠(ぬか)のことで役に立たないもの、フケを差しています。

機械性脱毛症

機械性脱毛症は、ポニーテールなどの髪型で長時間髪の毛を引っ張り続けたり、物理的な力が加わることで引き起こされる脱毛症です。牽引性脱毛症ともいわれます。

抜毛症

また、抜毛症(トリコチロマニア)というものもあります。これは、正常な頭髪や眉毛などを自ら引き抜いてしまうものです。ストレスや情緒不安定、不安感などにより無意識の癖ともなり、子供や女性に多いのが特徴です。強く引き抜いているうちに髪が生えにくくなるので、原因となる精神面のケアなどが大事です。

薬剤の影響による脱毛

他には、抗がん剤など薬剤の使用による脱毛もあります。ガンや肝炎などの治療の際の強い薬品の副作用によるものです。また、甲状腺機能亢進症、膠原病、代謝異常や感染症などの疾病が原因となる脱毛もあります。

薄毛の改善法は?

今回は、AGA、そしてAGA以外の薄毛の種類と原因をみてきましたが…最後に身近な薄毛の改善法にについても少し触れておきましょう。

薄毛の原因をみておわかりのように、薄毛を改善するために、まずは日常生活でのケアが大切になります。髪に必要な栄養、特にアミノ酸、亜鉛、ビタミンなどを摂り、食生活を見直しましょう。煙草やお酒も取りすぎないことです。

また睡眠不足やストレスは、ホルモンにも自律神経にも影響を与えます。充分な睡眠をとることが大事です。そして、合ったシャンプーを使って頭皮は清潔に保ち、育毛剤で必要成分を補います。

最後に…こうした地道なケアを続けることが基本ですが、一人で悩まず、専門クリニックなどに一度相談してみるのが一番賢い選択と言えるでしょう。あなたに合った改善策が必ずあるはずで、それについて的確なアドバイスを得られることでしょう。